ブックメーカーとは?
ブックメーカーとは主にスポーツの賭けを主催している会社です。
後に詳しく説明しますが、ブックメーカーとは海外で合法的に運営されている、政府公認の賭けサイトです。
賭け手(私たち)はブックメーカー側から提示されたオッズ(掛け率)を元に勝敗を予想して投票(ベット)します。
その勝敗予想が当たった場合、賭けた金額×オッズ(掛け率)が稼げるという仕組みです。
例えば賭けた金額(10,000円)×オッズ(2倍)=20,000円 なので+10.000円ということになります。
日本の競馬、競艇をされた方はわかると思いますが、そのようなイメージです。
イメージは日本のギャンブルと同じですが、賭けることのできる項目が、野球、サッカー、テニス、ゴルフ、ゲームetc…数多くあります。
ブックメーカーは身近にある
日本のニュースでも数多く取り上げられている
意外と知らない方も多いと思いますが、日本の大手ニュースサイトでもブックメーカーについて書かれていることが多々あります。
例えば下記のような感じです!
【全米オープンゴルフ】
このようにブックメーカーは身近なところにあり世界中で認知度があるものなのです。
へぇ、、知らなかっただけでそんなものあるんだ(笑)
- でもブックメーカーってなんか海外だし怖いんだけど、、、、
- よくわからない、、、
って方がほとんどだと思います。
私も始める前は不安だったのでブックメーカーの歴史、合法性について色々と調べてみました!
ブックメーカーの歴史
ブックメーカーは200年以上の歴史があり政府公認
ブックメーカーとは1790年代にイギリスで誕生し、1960年代に英国政府公認となりました。
ブックメーカー各社は現在政府公認の元、企業を運営しております。
ブックメーカー企業を運営するには、審査の厳しいライセンス(許可)を取得しなければなりません。
ライセンスを取得するには資金力、公平性、安全性、違法性などの複数項目の厳しい審査があり、大手企業や優良サイトにしか発行されません。
またライセンス発効後も定期的に内部調査が入り、国営公認の企業としてふさわしいかチェックが入ることになります。
ですのでライセンスの取得も大変ですが、維持していくことも難しいのです。
ライセンス=運営企業の信頼性、利用ユーザーの安心性
日本においての違法性
現状日本においてブックメーカーを取り締まる法律はない
海外では合法だけど日本においてはどうなんだ?
そう思われた方も多いと思いますので、法学部出身の私が、違法性について、賭博罪の刑法第185条、186条を見てみました。
要約すると現行の日本の賭博法では、国内で賭場を開帳し、賭博行為を行った場合にのみ罰せられます。
つまり、国内賭博を提供する人、場所 (=ブックメーカー) と賭ける人 (=ブックメーカー利用者) の両者がいなければ賭博罪は成立しないのです。
2021年現在、日本においてブックメーカーを使用することにおいての賭博罪で逮捕された人は存在しておりません。
イメージでいうと「日本人が旅行に行きラスベガスのカジノで賭ける」ということに関して、日本の法律で罰せられることがないのと同じことです。
ブックメーカーってギャンブルでしょ?
ブックメーカーはギャンブルだが、やり方次第では稼げる副業
ここまでの記事で何となく違法性はなくブックメーカーをやってみようと思われた方もいると思います。
- ただギャンブルじゃん?
- ギャンブルは勝てないよ!胴元が儲かる仕組みだから!
そう思われた方も少なくないと思います。
例えば下記のような試合があった場合どちらの勝利にかけますか?
試合項目
Aチーム VS Bチーム
過去直接対戦数
100試合
過去直接対戦成績
Aチーム勝利90回(勝率90%)
Bチーム勝利10回(勝率10%)
1回の投資金額
10,000円
オッズ(掛け率)
Aチーム勝利1.8倍(8,000円利益) Bチーム勝利1.8倍(8,000円利益)
Aチーム勝利に賭ける
→稼ぎ続けることができます。
Bチーム勝利に賭ける
→稼ぎ続けることができません。
理由は簡単です。
例えば上記試合を100試合行った場合、
Aチームが1回勝った場合の利益は
+8,000円
Aチームが1回負けた場合の利益は
-10,000円
Aチームが90回勝つので
+8,000円×90回=+720,000円
Aチームが10回負けるので
-10,000円×10回=-100,000円
100試合行った場合
+720,000円-100,000円
=+620,000円
僕はこの勝率、このオッズで稼ぎ続けてます。
さて次の試合はどうでしょうか?
試合項目
Aチーム VS Bチーム
過去の試合数
100試合
過去対戦成績
Aチーム勝利98回(98%)
Bチーム勝利2回(2%)
投資金額
10,000円
オッズ(掛け率)
Aチーム勝利1.02倍(200円利益)
Bチーム勝利40倍(400,000円利益)
Aチーム勝利に賭ける
→稼ぎ続けることができません。
Bチーム勝利に賭ける
→稼ぎつづけることができません。
一攫千金狙いの無謀な人はBチーム勝利を選ぶかもしれませんが、普通の人であればAチームが勝利を選ぶと思います。
そこで皆さんが思うのが、
え?Aチーム勝率98%あるからほとんど負けないんだけど、、、
一見、Aチームに賭けると勝率が98%あるので稼げそうですが、残念ながら稼ぎ続けることはできません。
おそらく98%の勝率があるので連勝することもあると思いますが、稼ぎ続けることができない理由は下記のとおりです。
先ほどと同じように、上記試合を100試合行ったとしましょう。
Aチームが1回勝った場合の利益は
+200円
Aチームが1回負けた場合の利益は
-10,000円
Aチームが98回勝つので+19,600円
Aチームが2回負けるので-20,000円
100試合行った場合
+19,600円-20,000円=-400円
これが巷にあふれているブックメーカー商材です。。
大切なのは 勝率×オッズのバランス